前回の続きになるのですが、
当初は、場所・人・木。
全てが決まっておらずにどうしたらいいものなのか、気持ち的にどうにかなる!なんて勝手に気合いだけは充分でした。
昔からそうですが、どうにかなる!という気持ちで少しずつ前に進むことが大切だという事を自身が一番感じていたので今回もどうにかなるし、きっと良くなる!なんて考えながら寝た日も多いです。笑
コロナの影響で山に入る人や山キャンプなど注目されてきています。とても山にとっても放置されるよりは絶対に良いはずです。ブーム的に終わるのではなく継続的に何かと結びつけて購入して欲しいなー。少し山分けて欲しいな・・というのが本音です。
初年度からFacebookでの告知ややっていることの紹介はしていましたが。
毎年山の間伐に関して、春から秋までは”山”があると聞けば見に行って購入の交渉まで森林組合と話し合ったり、地主さんと話してみたり。
山に入って木を切ったり、運び出し以上にこの交渉や人が絡むことなどがほとんどの時間を費やしながらどこまでの裁量で行っていくか。
来年の原木が何本取れるか・・・・
なんて事を毎年考えながらいました。
去年・250本(ミズナラ )
今年・150本(ミズナラ )、450本(白樺)
毎年着実に本数が伸びてきています。ここで気をつけなければならないのは、一年ぽっきりの原木ではなく蓄積されていくという事。
ミズナラ に関しては、5年〜10年は椎茸が生えてきます。
勢いよく本数を増やすよりは毎年順次増やしていきながら管理本数を見ていくことが必要だと感じております。大規模な生産農家ということはできないので、手伝ってくれる仲間や山の間伐状況など見極めながら慎重に行っていきます。
山の中で育つ原木椎茸を少数先鋭で作り続けることが今後のビジョンです。
10年後も続けられる原木椎茸農家を目指しています。