ブログの使い方って結構あると思っていて。観察やその年の積雪や、気温など統計を毎日取ったらいいんですがなかなか出来るものでもないのでブログに書き記していきます。
今週の4/16金曜日に菌打ちをします。場所は米飯製炭所さんの山に伏せ木をする予定で、ホダ木のサイズとしては120センチの1.4倍くらいに当たる大きさの原木を活用します。
場所を色々と分けることになったのですが、きっとその地域の水や気温など微妙に違うと思いますし、風向きなどによっても違いが出てくると思っております。
実験というか、実証と言いますか。
今年の椎茸の山もしっかりと雪解け水が怒涛の如く流れており、積雪が多かったことを証明してくれているような。
気温が少し高くなっている春だと思いますが、夏の散水に向けてたくさんのホダ木を仕込んでいるので楽しみです。
最近感じるのが、一人ではなかなか出来ない事が多いと思うのですが原木を調達する時・原木を運ぶ時・原木に菌を打ち込む時・原木を運び出す時。
作業で言うと結構な量の作業量なのですが、、、しかも切りたては重い。笑
筋肉があまりないのですが、春と秋は少しだけ筋肉がつくような感じなくらい。
僕の町には心温まる料理や人、空気があります。
その中で月に一度は行きたいと思ってる料理人さんのお店があります。
ご夫婦で営んでおり、ビールからナチュラルワイン、更にはジビエ。前菜からメインまで全てが感動。料理で人をもてなし、喜ばれる事ってこの夫婦にお会いしてからより強く思うようになったご夫婦。
最初は恐る恐る話しておりました。笑
原木椎茸を始めたときに料理して欲しいな、、、なんておこがましく思っていました。
先日、ディナーに行った際に。椎茸のスープがありました。
おおお!!!驚きと同時に味わいに非常に感動したのを今でも鮮明に覚えています。その中で、シェフと話していたら原木椎茸で作ったらもっと美味しくなると思う。で、いつ出来る?
えええええ!
目標にしてきて、毎年少量ですが採れた際には食べてもらっていたのですが。驚きと同時に目標を持ってどこまで頑張れるのか。原木椎茸は多分過酷な作業の連続ですが、料理という側面からの原木椎茸を使ってもらえる。それだけでも僕は今までやってきたこと。考えてきた事。全て疲れどころかやる気が出てくるんです。
一人できっと木を大切にして、原木を育ってて、椎茸をスーパーに卸して。
この一連の流れでは、僕にとっては違う形で。
大好きなシェフや大好きな人に食べてもらいたいと思っている想いや、一緒に山に入る仲間や山に関して色々とお酒を飲み交わしたり。
そんな時間が自分にとっては贅沢な時間だと気付くことが多い最近です。